後悔

入院生活
04 /17 2017
食事を終えて病院に戻る。

いよいよ入院だ。

小児科のナースステーションまで行くと、何人もの先生や看護師が笑顔で出迎えてくれた。


みんな小児科のプロだ。

まだ幼い愛美の気持ちを知ってか、少しでも不安が減るよう優しく丁寧に接してくれた。

愛美も少し安心したようだった。



4人部屋へ案内される。

ひと通り看護師から説明を受けて、一旦落ち着く。

愛美は疲れてしまったのか、気が付いたら横になっていた。


IMAG7143.jpg



その後、僕ら夫婦はI先生に呼ばれた。

午前中に行った血液検査の詳細が出たようだ。


I先生は、今後、ホルモンを薬で補充してそのバランスをとっていく計画を説明してくれた。

まずは小児科で必要な調整を行い、その後脳腫瘍の手術方法を決めるようだ。



落胆したのは、今後、腫瘍がなくなったとしても、一生ホルモンを薬で補充しなければいけない事実。

そして、視力や視野傷害が回復しない可能性がある事実。



自分の命より大切な愛美が、仮に脳腫瘍が完全に無くなったとしても、この先不自由なく生きていける保証はどこにもない。



今思えば、その時々で愛美の身体は危険信号を発していた。

その度に医者に連れて行ったが、抜本的な解決にはなっていなかった。


3年前、原因不明の胃痛に悩んでいた時も、市民病院で全身麻酔の内視鏡検査を受けたが、結局「精神的なもの」という診断だった。

でも、今考えると、検査前に飲んではいけない水を異常に欲しがって、大泣きしたのだ。

既に脳腫瘍が発生していて、ホルモンバランスを崩していたのかもしれない。


今まで、もっと納得せずに徹底的に行動すればよかった。



父親失格だ。

僕は今更後悔した。




愛美、こんなに辛い思いをさせてしまってごめんね。


これからは、できる限りそばにいて、僕ができることをしてあげようと思う。

回復に向けて、僕ができることは全てやろうと思う。

きっと良くなる。そう信じて。


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コメント

非公開コメント

同じです。

私の母親も脳腫瘍です。手術をして抗ガン剤を月に一回5日間服用してます。そして、3月に1年を迎えました。きっと、皆さん病気を知った時後悔は必ずしてると思います。
でも、もう後悔しても治りません。なので先生や娘さんの力を信じてあげて下さい!
私も、後悔しましたがいい先生に出会えて病気を受け止めて、向き合うようになったら気持ちが落ち着きました。
まずは、いい先生に出会うまでセカンドオピニオン受けてみて下さい。病院によって全く治療法は違うのでいい勉強にもなると思います

Re: 同じです。

はじめまして!コメントありがとうございます。

お母様も脳腫瘍なんですね。
先輩としてのアドバイス、大変参考になります。

やはり、皆さんも同じく後悔してるんですね。

確かにおっしゃる通り、後ろを振返ってばかりいても仕方ないですね。
二度と
同じことを繰り返さないように、反省するところは反省して、
あとは前を向いて、
娘が良くなるように全力を尽くしたいと思っています。

病院によって治療法が違うとのこと、大変参考になります。
ありがとうございます!

まなみのぱぱ

脳に腫瘍を持つ娘の父親です。