落胆 (入院2日目)

入院生活
04 /19 2017
【4/13(木)・入院2日目】

僕ら夫婦は、今後の対応策を話し合った。



まず、しばらくは少しでも愛美のそばにいてサポートをしてあげたい。

だから、面会時間は出来る限り目一杯、一緒にいてあげようということになった。



僕ら夫婦は、共働きである。

ただ、幸い僕は脱サラしているので、比較的自由にスケジュールを組める。

会社員のままだったら、こうはいかない。


また、妻のパート先も状況を理解してくれて、必要な時だけ出勤すれば良くなった。


お互いの仕事の状況により、少なくともどちらか一方が、愛美と一緒にいられるように調整することになった。



次女については、保育園に通っているので、夕方、面会していない方が迎えに行く。

他にも、僕の母や妹が次女を預かってくれるので、何とかなりそう。

ありがたいことだ。



今日、僕らは少しでも長く愛美と会うため、面会時間の開始とともに病院に入った。

愛美は部屋に入ってきた僕らの姿を見て、少しほっとした表情を浮かべた。



手にはガーゼが巻かれている。

採血のたびに針を何度も刺す必要が無いように、ずっと刺したままにするようだ。


また、昨夜は鼻血を出して服を汚してしまった。

昨日は即日入院だった為、何も用意が無かった。

今日、着替えを持って来たので、ようやく綺麗な服を着させてあげられる。


IMAG7160.jpg



愛美に聞くと、昨夜は全く寝れなかったようだ。

慣れない病院では、安心して寝れないのも無理はない。



入院2日目の今日は、MRI検査を受けた。

以前の病院から数えると、既に3回目だ。

これだけの短期間で、3回もMRI検査を受けることは珍しいと思う。



そのMRI検査の結果を受けて、I先生から僕ら夫婦に説明があった。

先生はMRIの画像を見ながら、胚細胞腫瘍の可能性を指摘した。

どうやら、胚細胞腫瘍というのは悪性のようである。

悪性であれば、これはもう、立派な癌である。




落胆した。




前の病院では良性と言われたのに・・・。



ただ、まだはっきり決まったわけではない。


今後は髄液検査を行い、その後、腫瘍の一部を採取する予定で、その結果、ようやく詳しい病状がわかるようだ。

髄液検査は、結果が出るまで1~2週間かかるらしい。

これは、長丁場になりそうだ。



愛美は、自分の病気について、まだ良く理解していない。

むしろ、以前の病院では、通院で治るという説明を聞いていたので、数日間入院を我慢すれば終わると思っているだろう。


僕は、愛美にどう説明して良いのかわからなかった。



面会の終了時間がくると、愛美はまた涙を流した。

僕は、ただ愛美を抱きしめてあげることしかできなかった。


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コメント

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TNさん

再度のコメントありがとうございます。

いただきましたアドレスへメールさせていただきました。

よろしくお願いします。

まなみのぱぱ

脳に腫瘍を持つ娘の父親です。